モーリシャス沖の座礁事故
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2020年7月に商船三井がチャーターした貨物船が、
インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した事故が
起きています。
岡山県の長鋪汽船が所有していて、商船三井がチャーター
していた貨物船がモーリシャスの沖合で座礁して、その後、
燃料の重油どが大量に流出しました。
事故の原因が判明してきて、貨物船が事故の前に、地元の
沿岸警備隊からの何度もの呼びかけに応じていなかったこと
が分かりました。
この件で、貨物船がようやく応答したのは、座礁した後で
あったということで、警察は当時の船内の状況について
詳しく調べることになりました。
この座礁事故で警察は、インド人の船長とスリランカ人の
副船長を航行で危険をもたらした疑いで逮捕しました。
また、近くのフィリピン人やスリランカやの乗組員の数十人
からも事情を聞いています。
モーリシャスの当局では、座礁後に2つに割れてしまった貨物船
の中の前方の部分を沈めて処分することになりました。
船体の別の後方の部分は、中の重油を取り除いてから
解体することになっています。
この日本の貨物船の重油の除去作業の最中に、2人が行方不明
となっています。
モーリシャスでは、流出事故に対しての政府の対応や事故後に
イルカが大量死したことで、抗議デモが発生しています。
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