アイガー登山事故
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アイガー(Eiger)は、標高が3,970mのスイスを代表する山
であり、特にアイガー北壁の登山は困難とされています。
アイガーの北壁は、1934年から1958年までに25回の
登頂が行われて、その中で、67名が登頂に成功しているが、
15名の死者を出しています。
テレビ番組「世界の果てまでイッテQ」のイモトアヤコが2016年
に、実際に登頂に成功しています。
イモトは、北壁ではなく、比較的登頂率が高いルートから登って
います。
アイガー北壁の登山事故としては「トニークルツの遺体回収事件」が
有名です。
1957年に、アイガー登山史上初めての救助活動が世界中に知れ
わたるようになりました。
北壁で遭難した4人の中の、生きて帰ったのは、クラウディオ・
コルティ隊員の1人だけでした。
事故のあったその当時は、グリンデルヴァルトからクライネシャイ
デックまでの風景を双眼鏡ではっきりと見ることができました。
ここで、北壁の登頂を試みていたイタリア隊長は、途中から足止めに
なってしまいました。
その翌日に、6カ国からなる救助隊が出動して、コルティ隊員を山頂
から垂らした320メートルのザイルで救助することができました。
しかし、ロンギ隊員は、寒さとひもじさに見まわれて死亡する運命に
なりました。
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