八ヶ岳の遭難
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2018年3月25日に、長野県の八ケ岳連峰阿弥陀岳の
南稜(なんりょう)付近で、複数の登山者が滑落したという
報告がありました。
長野県警によると、男性5人、女性2人の計7人が同じザイル
につながった状態で転落したとのことです。
阿弥陀岳は、八ケ岳連峰の中では赤岳、横岳に次いで3番目に
高い山であり、登山家にとっては人気の高い山です。
長野県警によると、滑落したのは関西地方から来た30~60代
の男女7人のグループでした。
7人の中の3人は、長野県警のヘリコプターで救助されたが、
3人は搬送先の病院で死亡が確認されました。他の4人も、
重軽傷を負いました。
さらに事故の詳細は、7人は標高2600メートル付近の尾根
から、300メートルにわたって滑り落ちて、このときの落下で
雪なだれが発生して3人が巻き込まれました。
これは、数日前には大雪が降ったばかりで、雪なだれが起きやすい
状態にありました。
長野地方気象台によると、事故当時の阿弥陀岳の上空は晴れて
いて、風も弱かったとのことです。
今回、7人がアクセスしたルートは、中級者以上の難しい場所
であり。ピッツケルやアイゼン、防寒具などの真冬と同じ装備が
必要であるということでした。
八ケ岳連峰では、これまでにも何度も事故が相次いでいました。
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