ロシア極東で火山が噴火
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2023年4月11日に、ロシアのカムチャツカ半島
にあるシベルチ火山が噴火し、噴煙が高さ20km
に達しました。
地球物理学研究所によると、午前1時前に最初の地震
活動が観測されてから、約15時間後もなおも噴火は
続いていたと報告しています。
人工衛星からの観測データによると、噴煙は縦横で
400km、250kmの広さで、西南方向に広がって
いたとのことです。
噴火の写真を撮ろうと見物客が集まっていて、地元
当局は火山に近づかないように警告しています。
火山に近い集落においては、約8センチの降灰が確認
されていますが、これほどの降灰は過去60年間、記録
されていないということです。
火山灰の影響で地元当局では、近くのウスチ村への道
を閉鎖しました。
また、村の小学校では10日間を、遠隔での授業に
切り替えると発表しています。
地元住民への避難勧告は特に出されていないものの、
健康被害が心配されています。
ロシアの航空当局では、火山灰が航空機に影響を及ぼす
可能性があることをパイロットらに通知したということ
です。
専門家の話しによると、、火山灰が成層圏まで達した場合、
日射量が減ることにより、地球規模の気温の低下を引き起
こす可能性があるとも懸念されています。
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