キリンがライオンを倒して赤ちゃんを救う
ライオンが狩りで相手をするのは、シマウマ、インパラ、
ヌー、イボイノシシなどです。
キリンに対しても攻撃はしますが、ライオン自身も
殺される危険性があります。
ライオンがキリンに蹴られて死ぬこともあります。
しかし、はぐれた1頭のキリンをライオンの群れが
取り囲んでキリンを倒すこともあります。
キリンも脚を使って応戦しますが、最後はオスのライオンが
キリンの首に飛びついてキリンを倒します。
ライオンはキリンの首を噛んで、キリンが窒息して
息を引き取るのを待ちます。
しかし、キリンも負けてはいません。子供を殺されたキリンの
親は、ライオンに対して蹴りを入れたり、踏みつけたり
します。
踏まれたライオンは、命こそ落とさなかったとしても、
以後はこのライオンの世界で生き延びていくのは困難な
状態になります。
ライオンが存在していることにより、キリンの子供の数が
80%も減少しているのではないかという報告もあります。
実際に、キリンの子供がライオンに捕えられる映像を
あまり見かけないが、ライオンが子供のキリンの死体を
食べている様子は、しばしば観察されています。
キリンの数は年々減少していて、野生のキリンの数は
10万頭以下であると言われています。
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