ライオンとサイ
ケニヤで子供連れの親子のサイがライオンの周りに
いました。
1頭のメスライオンが子供のサイに近づいていました。
別のオスライオンは、親のサイの方に気を向けて
います。
これは、気を向けているスキに、メスライオンが子供の
サイを捕らえるれるように機会を与えようとしたのです。
しかし、サイの親子は絶えず用心深く体を寄せ合って
いたため、ライオンたちは、サイの子供を切り離すこと
ができず、ついにあきらめました。
別の場所でも、ライオンとサイの戦いが目撃されて
います。
若いオスのライオンが、メスのサイを攻撃しています。
ライオンは、サイの後足の膝のを噛みつきました。
サイは、とっさに、ぐるぐると走り回ってライオンを振り
きりました。
そして、サイはライオンの胸のあたりを数回、角で突いた
ため、ライオンは転がって、うずくまってしまいました。
その後、サイは、さらにライオンの首を突き上げて、
殺してしまいました。
寝そべっているライオンの群れに、サイが近寄ってきて
追い立てたりします。
だから、ライオンは、いやいやながらその場を立ち去って
いきます。
しかし、ときには、ライオンがサイの首をめがけて
かぶるついて、サイの首の骨を折って、倒すことも
あります。
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