タンがよく出る
タバコを吸う人はタンの出過ぎに要注意
タンは、気道から出てくる分泌物であり、健康体の人でも
少しづつは毎日のように出ています。
通常なら、タンがのどまで上がった後に、無意識のうちに
飲み込んでしまうことが多いです。
しかし、のどの奥から肺までの空気の通り道の表面に粘膜
があるのですが、この粘膜に炎症や強い刺激が長く続くたり
すると、タンが普段よりも増えてきます。
1ケ月近くも、タンが頻繁に出るようになった場合は、
検診を受けて、エックス線写真で調べた方がよいでしょう。
もしも肺炎や肺結核、肺がんなどにかかっているときは
エックス線撮影で、陰影が発見されれます。
エックス検査だけではなく、タンを出して、容器に入れて
検査をします。
これにより、タンに含まれている結核菌や細菌、がん細胞
に関係ある炎症細胞などを調べることができます。
タバコを吸っている人は、まづこの検診の段階で禁煙する
必要があります。
もしも、COPD (慢性閉塞性肺疾患)にかかっているような
場合は、息切れを防ぐために、気管支を拡張する薬を吸入
します。
COPDとは、タバコに含まれている有害な成分の働きにより
肺に慢性的な炎症を起こして、気管が詰まって、肺胞が
破壊されてしまうような症状です。
COPDの中に肺気腫という症状がありますが、これにかかると
咳やタンが増えるようになり、階段の上ったり、下ったり
するだけでも、息切れが激しくなります。
また、日常生活のちょっとした動作をするだけでも
呼吸困難に陥いることさえもあります。
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