胸が痛む症状
胸が痛むのは肋骨か心臓の異常かを見分ける必要がある
急に胸が痛くなってきた場合は、心臓に症状があるのか
あるいは、あるいは肋間神経痛のように肋間にひびなどの
異常があるの見分けがつかない場合があります。
実際に痛くなる胸部には、心臓、肺、胸膜、骨、筋肉、
神経があります。
まづは痛みの原因が何かを分析する必要があります。
●痛みの感じ方は
・ズキンとするような痛み
・圧迫されるような痛み
・刺すような痛み
・締付かられるような痛み
・鈍いような痛み
●痛む場所は
・左胸部か、前胸部か、背部か
・首や肩
●どのような状態で痛むか
・体位を変えたとき
・体をひねったとき
・大きく息を吸ったとき
・安静時
・動いたとき
●持続する時間は
・瞬間的
・数分
・数時間
●痛みとは別の症状もあるか
・発熱
・吐き気
・嘔吐
・呼吸困難
まづは、以上のようないづれに相当するかを判断します。
肋骨に関係する場合は、激しい運動や外傷などで
肋骨にひびが入ったり、折れたりする場合があります。
また、体位を変えたり、寝違えた場合にも肋骨に障害が
起きる場合があります。
ときには、体位を変えたときに強烈なズキンとするような
痛みを感じることもあります。
肋骨に沿って走っている神経を肋間神経と言いますが、
肋間神経痛とは、この肋間神経に異常が起こり、急な痛みを
感じる症状です。
肋間神経痛の場合の胸の痛みは、左右の片側だけが痛くなる
のが普通です。
深呼吸や咳をしたときや体位を変化したときに急激な痛みを
生じるのが特徴です。
レントゲン検査などで、肋骨には異常がないと判断された
場合には、心臓に異常があるか検診した方がよいでしょう。
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