肋骨の痛みと内臓の病気
心臓の病気から肋骨が痛くなる場合がある
特に心当たりがあるわけでもないのに、肋骨のあたりが
痛むように感じることがあります。
●仰向けに寝ると左側の肋骨のあたりが痛む。
●呼吸するたびに肋骨が痛んで苦しい。
●体を動かすと肋骨のあたりが痛む
●大きく息をすると肋骨がズキンと痛む。
●痛む場所がはっきりしていて、押すと痛みが強くなる。
●起きている最中は痛くないが、寝ると肋骨が痛む。
肋骨とは、いわゆるあばら骨のことであり、打撲などにより
肋骨にヒビが入る場合があります。
肋骨骨折とは、肋骨の骨が折れた状態です。肋骨は強度的に
弱い骨であるため、ちょっとした打撲や咳が続くことなどで
肋骨が折れたりヒビが入ったりすることがあります。
また、心臓などの内蔵の病気によって肋骨が痛むように感じて
いる場合もあります。
また、何らかの原因によって肺に穴が空いて、空気が漏れるこ
とで肺がつぶれた状態になる気胸という病気があります。
気胸の場合は、肋骨や胸に突然痛みを感じ、呼吸がしにくく
なってきます。
肋間神経痛とは、左右どちらかの肋骨に沿って、突然のごとく
鋭い痛みを感じる病気です。
痛みは、すぐに治まる場合もあれば、数分間も痛みが続く場合も
あります。
これは、肋間神経という神経が刺激されて起こるいわゆる神経痛
ということになります。
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