歯周病とは
歯周病の症状
歯周病は、症状がかなり進行するまで 自覚症状が出てこない場合がほとんどです。
そのまま放置しておくと、体全体の病気にも
影響を与えることになります。
日本人の50歳前後の人で、80%以上が
歯周病であると言われています。
また、30歳前後の人でも70%以上で
その兆候が見られます。
しかし、この歯周病は、どのような病気であるかは
あまり知られていないようです。
これは、歯周病の初期の状態では痛みがほとんどなく
気づかず、そのまま放置している人が多いからです。
歯周病になると、歯を支えている歯肉やその周りが
炎症を起こすことになります。
これが悪化することにより、歯槽(しそう)が溶けてしまい
歯がなくなることになる病気です。
歯磨きを十分に磨かない状態にしておくと
もともと歯の中に存在する歯周病菌がさらに増えて、
歯肉に炎症が起きて腫れ上がってきます。
このような状態がさらに放置され続けることになると
歯がぐらついて、ついには抜け落ちてしまうのです。
歯周病は意外なことに、全身の病気に関係しているのです。
歯周病菌がだ液に混じって血液に入り込むことにより、
これが体の全身に運ばれていき、悪影響を与えることに
なるのです。
歯周病ではないかと思われる症状には
次のようなものがあります。
●歯を磨いたときに出血する。
●冷たい空気や冷たい飲み物が歯肉にしみる。
●口臭がする
●固いものを噛むのが辛くなる。
●ぐらぐらしているような歯がある。
●口の中がネバネバした状態になる。
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