動物の残酷すぎる子育て
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子育てが大変なのは人間だけでなく、他の動物たちも
同じです。
生存競争の激しい動物の世界においては、優秀な遺伝子
を残すために、ときには、やむなく自分の子供に対して
冷酷な行動をとることもあるのです。
タスマニアデビルは、意外にも1度に50匹もの米粒サイズ
の産み落とします。
生まれたばかりの赤ん坊は、母親の乳首を目指して移動
していきます。
ところが、50匹を産んでも、母親の乳首は4つしか
ありません。
だから、その中の4匹のみが乳首を独占して生き残ることが
できるのです。
こんな不合理なことが自然界にはあるのも驚きです。
カッコウは卵を産みんでも、自分自身で子育てをすることは
ありません。
他の種類の鳥の巣に卵を産み落とすのですが、そのときに
他の鳥に気づかれないように、数合わせをして、そこに
あった1つの卵だけを持ち去っていくのです。
そして、卵が孵化して、そこでヒナが育っても、母親は見に
来るようなことはありません。
つまり、カッコウにとっては、オスとの交尾で子供が生まれて
しまったから、その子供を処分するために他の鳥の巣に卵を
産み落とすのです。
群れを作っているライオンのリーダーが他から割り込んできた
べつのオスライオンとの戦いで負けると、リーダーが交代する
ことになります。
そのときに、新しいリーダーは、群れの中の子供のライオンを
皆殺しにしてしまいます。
母親のライオンたちは、ただその光景を見守るだけで、どうする
こともできません。
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