ライオンの母親が我が子を食べる
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オスのライオンが子供のライオンを殺す
ことは、よく知られています。
これは、子供がいては、母親のライオンと
交尾ができないためです。
オスのライオンが子供たちを殺すところを
母親が目撃していても、オスに反撃するような
そぶりを見せるわけではありません。
ところが、意外なことに、母親のライオンが
我が子を食べてしまう場合もあるのです。
ドイツ・ライプチヒの動物園では、母親のライオンが
2匹の子供を産みつけました。
2匹の子供が生まれてから、しばらくの間は
母ライオンも子供に母乳を与えて面倒をみていた
ようです。
ところが、出産から3日後に、母ライオンが子供に
毛づくろいをしている途中で、2匹とも絞め殺して
食べてしまいました。
これは、動物園側の見解によると、子供が病気になった
ために、母ライオンが子供を食べてしまったとも
思われています。
しかし、すでに子供を食べてしまったために、これを
解剖して調べることはできませんでした。
このように、母ライオンが子供を食べる行動は、
初めての出産の場合が多く、また、野生のライオン
よりも飼育場での子供が食べられる頻度が高いようです。
母ライオンが子供を殺すもう1つの見解は、
もしも、産みつけた子供が、普通の子供のような反応を
示さなかったら、自分の子供だとは思わなくて、母性本能
が働かなくなったためとも言われています。
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