ロシアの RS-28 サルマト ICBM
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RS-28 サルマトは、ロシアが2022年に配備開始した
大陸間弾道ミサイル(ICBM)です。
RS-28の射程は11,000km以上で、弾頭重量は10トン
に達すると報じられています。
また、アメリカのミサイル防衛システムでも阻止
できない新型兵器であると言われています。
RS-28は、従来の北極圏経由の最短飛行ルートのほか、
南極圏経由の長距離飛行でもアメリカ大陸へ達する
能力があるとされています。
10~16の核弾頭を搭載可能であり、ミサイル防衛
の迎撃を受けないように、マッハ20という極超音速
で飛行して、途中から分裂し、弾頭を降らせることに
なります。
アメリカを攻撃する場合は、北極経由ルートとは別に、
南極を経由してMDの手薄な南方からも攻撃が可能と
言われています。
2022年4月には、プレセツク宇宙基地から
カムチャッカ半島までの発射実験を成功させたと
ロシア国防省が発表しています。
2022年ロシアのウクライナ侵攻に対する対ロシア経済
制裁の最中で、部品の供給が困難になっていました。
そのため、プーチン大統領は、RS-28がすべてロシア製の
部品で製造するように指示していました。
そして、2022年6月には、プーチン大統領は早くも
実戦配備をすることを表明しています。
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