空母 龍驤(りゅうじょう)
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空母 龍驤(りゅうじょう)は、旧日本海軍の中型空母
というよりも軽空母に相当します。
空母龍驤は、建造中に格納庫を2段に変更することに
よって、搭載機数は、当初の計画の24機から、36機
に増えました。
龍驤の全長は180メートルで、基準排水量は7400ton
速力は29ノットです。
飛行甲板長は156メートル、 幅が23メートルであり、
航空母艦の中では飛行甲板が小さい方です。
太平洋戦争開戦の1941年12月当時は、龍驤は他の空母
春日丸と駆逐艦汐風とともに第四航空戦隊に所属していました。
龍驤の第四航空戦隊は、フィリピン島支援の一部として、
フィリピンの戦いに参加し、12月8日にはダバオを空襲
しました。
この空襲には、九六式艦上戦闘機9機と九七式艦上攻撃機
13機が参加しました。
1942年2月には、重巡洋艦 鳥海ととものバンカ島および
パレンバン攻略作戦に参加することになりました。
龍驤の攻撃部隊は、カムラン湾から出撃して、バンカ海峡方面
での攻撃において、商船1隻撃沈、他6隻に損傷を与えました。
また、龍驤の艦上攻撃機は、パレンバンからバタビアへ逃走中
のタンカー船団を攻撃しました。
1942年8月に、第2次ソロモン海戦において、龍驤は大型の
空母である翔鶴と瑞鶴とともに作戦に加わりました。
しかし、他の空母と離れて航行しているところを米軍機に発見
されて、集中攻撃を受けて、ついには沈没することになりました。
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