ツバメの生態
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ツバメは人間の住む近くで巣作りをする
ツバメは南の国からやって来る渡り鳥です。
日本で繁殖をしたツバメは台湾を通貨してフィリピンや
マレーシアで冬を越すことも確認されています。
ツバメは全長が17cmほどで、オスはメスよりも
尾が長くなっています。
ツバメは、空中を飛んでいるエサの虫を飛びながらとり、
水も飛びながら飲んでいます。
一般的には、鳥は人間を恐れて、人間から離れたところで
人間の目に触れないところに巣を作って暮らしています。
ところが、ツバメは人間の家の軒下などに巣づくりをして、
堂々と子供を育てながら生活をしているのです。
これは、ツバメ自身が人間に安心しきっていて、人間に
守ってもらうためです。
ツバメの天敵であるカラスやヘビなどからヒナを守るために
あえて人間の住む近くで巣づくりをするようです。
巣は、泥と葉っぱや枯れ木などを混ぜて作られていて
巣が壊れてヒナが下に落ちてしまうこともあります。
しかし、このツバメの巣は人間にとっては衛生的にはよくない
ために、撤去されることが最近では多くなりました。
また、最近では、昔のように大きな軒のある家が少なくなって
きたことも重なって、ツバメの数は年々と減少し始めています。
ツバメの親鳥は、巣の周りで危険を感じたり、様子が変化したり
すると、巣を捨ててしまうことさえもあります。
ツバメは泥に藁や枯草を混ぜて巣をつくるのですが、
田んぼがない都会では丈夫な巣をつくるのが難しいのだそうです
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