スピノサウルス
Sponsered Link
スピノサウルスは肉食恐竜の中では最大の大きさの恐竜
スピノサウルス(Spinosaurus)は、約9,900万 – 9,350万年前の
中生代白亜紀後期に、現在のアフリカ大陸北部に生息していた
肉食恐竜です。
骨格の化石から判断して、体長は15メートル前後とされています。
スピノサウルスは、肉食恐竜の中でも最大の大きさであり、
ティラノサウルス、ギガノトサウルスなどの他の肉食恐竜
よりも大きくなっています。
ティラノサウルスに比べると、首などが長く細身になっています。
高さ1.8メートルにもなる胴体の上面のの突起は、当時の熱帯の
気温に対してのラジエーターとしての機能を果たしていたと思われます。
だから、このような構造の体の作りのため、運動性はよくなかったことが
推測されます。
スピノサウルスの食べ物については、頭部がやや細長くて、インドガビアル
と同じように魚食性ワニのよう形をしていたことから判断すると、魚を主食
としていた可能性が高くなります。
鼻腔には、細孔が無数にあって、ワニのようにこの細孔に水の動きを感知
するための感覚器が集中していたことが考えられます。
このことから、主に水辺の獲物をエサとして捕食していたと思われます。
しかし、乾季で魚が捕れない時期には、現存のワニやクマのように、
他の恐竜やその死骸も捕食していたことも考えられます。
Sponsered Link
「恐竜」カテゴリーの関連記事