アンキロサウルス
Sponsered Link
アンキロサウルスは全身が装甲車なみの体であった
アンキロサウルスは、中生代白亜紀後期の6700万年前に
現在の北アメリカ大陸に生息していた草食恐竜です。
体長は8メートル前後で、体重は6トン前後です。
装甲車のような感じの硬い装甲に覆われている恐竜であり、
かなり重かったため、動きも遅かったようです。
体全体が装甲化されていて、まぶたにさえも及んでいるのです。
この装甲のために肉食恐竜から身を守ることができました。
アンキロサウルスの装甲部は、内部が空洞になっていたために
軽くて運動性に優れていたようです。
頭部の骨もかなり厚みがあり、しかも硬かったことからしても
アンキロサウルスには弱点となる部分がほとんど無かったようです。
このため、大型の肉食恐竜たちは、このアンキロサウルスに対しては
攻撃をためらっていたのではないかと考えられます。
アンキロサウルスの最大の特徴は、尾の先にあるこん棒状の硬い
骨塊です。
このこん棒を振り回された相手の恐竜は、かなりのダメージが
あったと思われます。
こん棒を左右にハンマーのように振り回すことによって、同時代の
天敵であるティラノサウルスから身を守っていたと考えられます。
また、このこん棒は、地面に対しておろして引きずっていたのではなく、
空中に浮かすことによって体のバランスを保っていたかもしれません。
Sponsered Link
「恐竜」カテゴリーの関連記事