ジュゴン
ジュゴン(Dugong dugon)は、温暖な海域に生息する海生哺乳類で、
人魚伝説のモデルになったとも言われる動物です。
マナティとよく比較されますが、いくつか特徴が異なります。
ジュゴンは「人魚伝説のモデル」とも言われる海洋哺乳類で、
現在は絶滅危惧種に指定されています。
体長約3m、体重400〜500kgの大型草食獣で、主に海草を食べて
暮らしています。
●基本情報
分類:海牛目(ジュゴン科)
生息域:東アフリカ沿岸〜紅海、インド洋、東南アジア、
オーストラリア北部など
→ 日本では 沖縄(特に辺野古周辺・八重山) にかつて生息して
いましたが、近年は極めて数が少なく「絶滅の恐れが極めて高い」
とされています。
体長:2.4〜3m
体重:200〜400kg
寿命:70年以上とされる長寿の海獣
●特徴
植物食:ほぼ完全な草食動物。海底の アマモ(海草)
を食べます。
流線型の体:イルカのような姿で、マナティよりも体が細く、
尾びれは クジラのように三日月型。
鳴き声:高い電子音のような声でコミュニケーションをとる。
単独生活:多くの場合は単独か母子で行動。
●ジュゴンとマナティの違い(簡単)
特徴 ジュゴン マナティ
尾びれ 三日月型(クジラ型) 扇形
生息域 海水のみ 川・汽水・海
食べ物 海草(アマモ)中心 水草(淡水植物)も食べる
口の形 下向きの口 前向きの口
🛟 保全状況
IUCNレッドリスト:絶滅危惧(Vulnerable)
日本の亜種は事実上「絶滅した可能性が高い」状態
→ 航行船舶による衝突、漁具の混獲、開発による生息地
消失が主な原因。
●ちょっとした豆知識
人魚伝説のモデルと言われますが、実際はかなり見た目が
違います。
ただし、遠くから母ジュゴンが子どもを抱いて泳ぐ姿が
人魚に見えた…という説があります。
アマモ場を食べて「航路」を作るなど、海草藻場の生態系
に重要な役割を持ちます。
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