ドタブカ
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ドタブカは通常のメジロザメから区別される
ドタブカは、メジロザメに属するサメの一種であり、全長が4mに
達して、メジロザメ属の中では最大のサメです。
ドタブカは、英語では Dusky shark と呼ばれています。
流線型の体とか、短い吻、長い鎌型の胸鰭、背鰭間の隆起が特徴であり、
ガラパゴスザメは、このドタブカの外形に似ています。
ドタブカは、人に危害を加える危険性があるが、実際に襲われた例は
少なくなっています。
ドタブカは、世界の熱帯や暖帯沿岸の深度400mほどに分布していて
長距離の移動をします。
海底だけでなく、波打ち際から大陸棚外縁や外洋まで、さまざまな場所
に進出してきます。
繁殖力は低いが、ドタブカへの乱獲が行われ、ふかひれや肝油のとして
高値で取引されているため、絶滅危惧種となっています。
北大西洋でのドタブカは、オキスズキを好物のエサにしていて、魚以外
にも、ウミガメや人が捨てたゴミも食べています。
食べ物は、1回で体重の1/10以上のエサを食べることもあります。
ドタブカは、胎生であり、約2年の妊娠期間を経てから、3匹から
14匹の子供を産みおとします。
メスは、オスの精子を貯めておくことができるため、妊娠に適した
状況を選ぶことができるのが特徴です。
成長はひじょうに遅くて、性成熟するまでに20年もかかるほどです。
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