もち麦と押し麦との違い
大麦には、米と同じように、うるち性の大麦ともち性の大麦
があります。
その中で、もち性の大麦のことを、もち麦と呼んでいます。
もち麦は、特有のもっちりしたような食感があり、水溶性食物繊維
が多く含まれています。
一方のうるち性の大麦は、でんぷん質を比較的多く含んでいて
粘り気が少なくなっています。
もち麦と押し麦の違いについては、押し麦は、うるち性の大麦を
ローラーなどで押しつぶして平たく加工されたものです。
うるち性の大麦は、そのままの状態では水分を吸いにくくて、
消化もしづらいため、このようにローラー加工が施されているのです。
こうすることで、水分を十分に吸えるようになり、消化もしやすく
なるのです。
押し麦を白米と一緒に炊くけば、独特のぷちっとした食感を楽しむ
ことができます。
押し麦などの大麦は、いづれも食物繊維を多く含んでいます。
その中でも、もち麦の方が押し麦よりも食物繊維の量が多く
含まれていて、ダイエット的には効果が期待できます。
大麦には、白米の15倍以上の食物繊維が含まれていています。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていて、
腸内環境に効果的な働きをしています。
もち麦は、押し麦以上に食物繊維の量が多く、白米の20倍も
含まれているのです。
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