フィンランドの料理
フィンランド料理はライ麦や大麦、オート麦など全粒穀物
のほか、ブルーベリーやコケモモ、ホロムイイチゴおよび
シーバックソーンといったベリーを用いることで知られて
います。
フィンランド料理は、北欧の伝統と地域の食材を反映して
いて、その素朴さ、新鮮な食材、そして伝統的な調理法で
知られています。
また、フィンランドの料理は、ロシア、スウェーデン、
ドイツなどの周辺国の料理の影響を受けています。
大自然の恵みを活かした食材を使った料理が多く、特に
木の実やキノコ、魚介類を取り入れた料理が人気です。
フィンランド料理の特徴は以下のとおりです。
・ライ麦や大麦などの全粒穀物がよく使われる。
・魚介類、肉類、乳製品、野菜を豊富に使用している。
・シンプルな味付けで、素材の味を生かした料理が多い。
・バターやクリームなどの乳製品がよく使われる。
・ベリー類やキノコ類がよく使われる。
以下は、フィンランドの代表的な料理のいくつかです。
●トナカイのシチュー:
トナカイのお肉を使ったシチューは、フィンランドの珍味
です。
マッシュポテトの上にトナカイの肉の煮込みがたっぷり
のっています
●カレリアピエネン(Karjalanpiirakka):
カレリア地方の伝統的なピエネン(ペイストリー)で、米粉
の生地で作られています。
通常、米の麦芽で作ったリスカ(Riisikakku)のような米の
麦芽で作ったライ麦のクラッカーのようなピエネンです。
●キャセロール:
炒めたニンジンとご飯にバターと砂糖を入れてオーブンで
焼きあげた料理です。香ばしい匂いが食欲をそそります
●カレリアンピーラッカ(鮭とごはんのパイ包み焼き):
鮭ごはんのパイ包み焼きで、見た目も美しい一品です。
バターライスの甘みが鮭にもパイにも合います。
●ムスマンペリ(Mustamakkara):
ブラックプディングとも呼ばれるフィンランドのブラッド
ソーセージで、豚肉、バーリー、ピッグブラッド、香辛料
で作られています。
●カラカランピット(Kalakukko):
ライ麦の生地で作った伝統的なフィンランドのパイで、
内部には魚と豚肉が詰められています。
●カレリアン・ステーキ(Karelian Stew):
ターンブッチと呼ばれる伝統的なフィンランドのシチューで、
通常は牛肉や豚肉を使い、根菜や香辛料で味付けされます。
●ハピーコール(Hapankaali):
サワークラウトで、白キャベツを発酵させたもので、
通常はソーセージやジャガイモと一緒に食べられます。
●ローヒ(Loimulohi):
ローストされたサーモンで、通常は木の上で焼かれます。
燻製の風味が特徴です。
●ニシンの酢漬け:
油で揚げたニシンを野菜と一緒に酢漬けした料理で、
夏の定番メニューです
●ロヒケイット:
ジャガイモ、ニンジンなどの野菜とサーモンをミルクで
煮込んだ伝統料理です。
とろ〜りとろけるサーモンがおいしい一品です
●レイパユースト:
牛のミルクから作られたマイルドな味のチーズで、
朝食には欠かせません。
ベリージャムや生クリームを添えて食べることも
あります。
Sponsered Link
「料理」カテゴリーの関連記事