ロシアのTu-22M爆撃機が着陸に失敗
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ロシアのTu-22M爆撃機が着陸滑走中にパラシュートで制動しようとしたが
そのまま滑走路から逸れてしまった。
そのまま滑走路から逸れてしまった。
ロシア国防省の発表によると、2019年1月22日に、
ツポレフTu-22M「バックファイア」爆撃機が着陸に
失敗しました。
ロシア北西部のムルマンスク州にあるオレニヤ海軍航空基地
における事故でした。
乗員4名の中で3名の死亡が確認されています。
着陸失敗の原因は、悪天候が原因だった言われています。
着陸時には、距離を縮めるために、ブレーキ用のパラシュート
が2つ開くことになっています。
しかし、このうちの1つのパラシュートが破損して
制動が確実に働かなかったため、パイロットが急ブレーキを
かけて、そのときに機体が傾いたようです。
Tu-22Mは、冷戦時代においてソ連のツポレフ設計局で
設計および製造された中距離爆撃機です。
Tu-22M以前のTu-22は、NATOのコードネームがブラインダーと
呼ばれているのは有名です。
さらにその後のTu-22Mのコードネームは、バックファイアの
名前で知られています。
Tu-22Mは可変後退翼を持っていて、超音速飛行能力と核攻撃能力
を持っていました。
ツポレフTu-22M「バックファイア」爆撃機は、航続距離制限が
設けられているのですが、60機以上が使われています。
この爆撃機は、1980年代に就役して、核兵器を搭載できる
他に、艦船向けの攻撃にも運用が可能になっています。
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