インドネシアの火山噴火
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2021年12月4日に、インドネシアのジャワ島で大規模な
火山噴火がありました。
ジャワ島にある標高およそ3,600メートルのスメル山が噴火
しました。
この火山噴火により、空には火山灰が巻き上がり、火砕流が
ふもとの集落に達して、これまでに34人の死亡が確認されて
います。
なおも、17人の行方不明者がいて、救難救助隊による救難活動
が続けられました。
この噴火によって、周辺の約3,000棟の住宅が被害を受ける
ことになり、住宅が埋まって屋根だけが見える状態になった民家
もあり、トラックなどの車両も多く埋まっています。
インドネシア政府は、行方不明者の捜索を続けるとともに、避難
している住民らへ食料や毛布などを配布しています。
しかし、小規模な噴火がなおも続いているため、救助活動を困難
なものにしています。
京都大学火山活動研究センターによると、スメル山はインドネシア
の中では、最も活動の激しい火山の1つであり、これまでにも
1994年の噴火では死者が出ていると言っています。
しかし、そのときの噴火よりも今回の噴火は、規模が大きなものに
なっています。
スメル山は、インドネシアにある130の火山の中の1つであり、
この年の1月にも噴火が起きています。
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