クルスク原子力潜水艦爆発事故
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2000年8月12日に、ロシアの原子力潜水艦クルスクは
バレンツ海での演習中に通信を途絶えて、翌日の水深108m
の海底で発見されました。
脱出用ハッチの破損していて、また悪天候であったため、
救命作業が難航しました。
潜水艦内すべてにわたり浸水して内部爆発が起きて、乗組員
全員が死亡する惨事になりました。
イギリスからの救援隊が到着し、ノルウェーとイギリスの
合同作業で後部脱出用ハッチを開く作業を行いました。
事故後9日経ってから、後部脱出用ハッチを開けることが
できたが、全域に浸水していて、すでに乗員118名の全員が
死亡していました。
爆発音は2度確認されているが、原因は不明の状態です。
事故原因について、ロシア当局によると、艦の前方部分が破損
していることから、ロシア以外の潜水艦または大型戦艦などとの
衝突ではなかと推測しているが、証拠はありません。
また、第二次世界大戦時に敷設された浮遊機雷に接触した可能性
もあるのではないかと言われています。
ロシア側は、魚雷発射の施設内部での魚雷が爆発がして、浸水した
可能性も認めています。
当初は、ロシア側はイギリスの救援の申し出を拒否していたのが
最終的にはプーチン大統領が海外への救助を要請する態度に変わり
ました。
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