空母の艦載機事故
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空母に艦載機が着艦する場合は、極端に滑走路が短いため
強制停止する必要があります。
空母における航空機の運用については、空母から飛び立つ
発艦よりも、着艦の方がはるかに難しいと言われています。
空母は洋上で揺れ動いていて、この甲板にピンポイントで
着艦しなければならないのです。
アメリカやフランスの空母では、アングルドデッキと呼ばれる
斜め甲板を備えています。
これがあれば、空母の飛行甲板上で、発艦作業中であっても
艦載機の着艦収容ができて、発艦と着艦を同時並行で行う
ことが可能になります。
飛行甲板の脇には、パイロットが正しく着艦コースに移行
できるように、緑、赤、オレンジのライトからなる光学着艦
支援装置が用意されています。
2022年4月、南シナ海で作戦実施中の米空母カールビンソン
で、最新鋭ステルス戦闘機F35Cが空母への着艦に失敗して
機体は海上に落下しました。
この目撃者の証言によると、F35が空母に近づくときに制御の
問題が生じていたように見えると指摘しています。
これによると、機体が降りてくるときにフラップが前後に動いて
いて、機体が振動してパイロットが制御を失っているように
見えました。
パイロットは、自動着陸システムを使っていなかったと言って
います。
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