谷川岳の遭難事故
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谷川岳は、群馬県と新潟県の県境いにあり、標高は1977mで
日本百名山の1つです。
ここは、登山客の死者が世界一多いことで知られていて、この
ことは、ギネスにも登録されています。
谷川岳は、トマノ耳とオキノ耳と呼ばれている2つの峰がある
のが特徴的です。
この山へは、ロープウエーで天神尾根の途中まで登ることが
できます。
そのため、登山の初心者からベテランまで、年間4万人以上の
登山者がこの谷川岳を訪れています。
しかし、この山での登山において、1931年から2012年
までの間に、800名以上の死者が出ているのです。
だから、この谷川岳での死者数は驚異的な数字になります。
死者数のほとんどが一ノ倉沢と呼ばれるクライミングエリアで
事故を起こしているのです。
装備や技術が未熟な登山者が、この一ノ倉沢のエリアを目指して
事故に遭遇しているのです。
谷川岳を登山する場合は、特に天候の変化について注意する必要
があります。
1960年9月19日に、一ノ倉沢の衝立岩(ついたていわ)と
呼ばれる個所から救助を求める声が聞こえたとの通報があり、警備隊
が現場に急行しました。
そこでは、衝立岩正面岩壁上部からおよそ200m付近でロープで
宙吊りになっている2名の登山者を発見しました。
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