ロシアでドバイ発の旅客機墜落
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2016年3月19日に、ロシアで、フライドバイ981便のボーイング
737-800型機が墜落して乗客乗員62人全員が死亡しました。
フライドバイは、アラブ首長国連邦政府を大株主とする格安の
航空会社であり、981便はドバイから飛び立っていました。
事故の当日には、空港周辺では秒速13メートル~18メートル
の強風が吹いていました。
ロシアのロストフ・ナ・ドヌ空港へボーイング737旅客機は、
1度着陸を試みるも断念して、その後2時間にもわたっ
て上空で旋回待機していました。
そして、さらに着陸復行したところ、上昇途中で高度を失い始めて
失速し、そのまま滑走路端に墜落しました。
操縦していたのは、キプロス人の38歳の機長で、1年半前に機長
に昇格したばかりでした。
副操縦士は、37歳のスペイン人男性であり、2年前にドバイの
フライドバイに入社していました。
この事故で、乗客55人と乗員7人の合計62人全員が死亡しました。
乗客の中の4名は子どもでした。
事故の当日には、直ちに事故の原因究明のため、調査委員会を発足
させました。
調査は、ロシアのチームを中心にして、機体設計関係ではアメリカから
また、エンジン関係ではフランスから調査員が派遣されました。
事故原因については、悪天候、機器の故障、操縦ミスなどが挙げられて
います。
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