韓国の高級デパート崩落で502人が
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三豊百貨店は、かつて大韓民国のソウル市にあった百貨店
です。
その当時としては、韓国では業界で最も売上高を誇る高級
百貨店でした。
建物の構成は、A棟には売場が大部分を占めていて、B棟には、
スポーツセンターなどが入居していました。
そしてその間に位置するコンコースで構成されていました。
建物の内部の見た目を美化するために、A棟およびB棟ともに
1本の支柱を取り除いてしまいました。
かくして、建物の設計上の様々な欠陥が重なり、1995年6月29日
に、営業中に突然A棟が両端の一部を残して崩壊しました。
このとき、店員の1人は、天井にヒビが入っていることに
気づいていました。
この事故で、死者502名・負傷者937名・行方不明者6名という
最悪の惨事を引き起こすことになりました。
同じように支柱を取り除いたB棟の方は無事でした。
A棟とB棟の建物の違いは、A棟には頂上に水タンクが配置
してあったために、その分だけ重荷がのしかかってました。
この事故がきっかけになり、三豊百貨店は廃業に追い込まれる
ことになりました。
現場では、A棟およびB棟ともに解体されることになりました。
そして、しばらくの間は、空き地のままだったのが、現在は
この場所に高級マンションが建てられています。
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