撤去工事中のビル倒壊
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2021年6月10日に、韓国・南西部の光州市で解体
工事中だった5階建てのビルが倒壊しました。
このとき、偶然に巻き込まれたバスに乗っていた9人の
乗客が死亡しました。
停車している路線バスに覆いかぶさるようにビルの外壁が
落下し、その直後、辺り一面真っ白な土ぼこりに包まれます。
バスの乗客17人の中の高校生を含む9人の死亡が確認され、
他の8人が治療を受けることになりました。
この事故現場では、新しいマンション建設のための大規模な
再開発が進められていたところでした。
ビルの解体作業員は全員が建物が崩壊する前に避難していて、
その中の一部の作業員は、捜査関係者に対して崩壊前に歩道
を通行禁止したことを話しました。
通りの反対側にある商店の経営者は、「地面が揺れている」
と言っていました。
この日が解体作業の初日であり、作業員の4人は、直前に異変
に気付いていて避難していたため、けがなどはありませんでした。
捜査当局は違法な請負契約があったのではないかと判断して
契約外の孫請け業者が作業にあたっていた疑いがあるとみて
調べています。
付近の監視カメラには、崩壊した建物や足場が一瞬でバスを覆い
かぶさっている様子が映し出されています。
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