残酷な落馬事故
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馬に乗っている騎手は、通常は、あぶみに架かっているため
落馬をするときは、上半身から落下することがよくあります。
頭から落下するために、大きな怪我を負ったり、場合によって
は死に至ることも時々あります。
歴史上の人物にも、落下によるケガがもとで死亡する人も
いました。
『吾妻鏡』と呼ばれる書物の中には、源頼朝が1199年に
落馬で死亡したと書かれています。
過去のレースの事故には、ニュージーランド競馬での落馬事故
によって28歳で逝去した柳田泰己騎手がいます。
柳田騎手は、落馬後に救急搬送されて、昏睡状態が続いていたが、
1週間後にハミルトンの病院で死去しました。
アルゼンチンにカリーナ・ラチードという名の女性騎手が
いました。
カリーナ・ラチードは、将来的に有望視された女性騎手の1人
でした。
カリーナは、2002年7月2日に、ラ・プラタ競馬場で騎乗して
いました。
カリーナの近くを走っている他の馬がレース場の穴につまづいて
転倒し、その騎手が落馬しました。
そのとき、カリーナも落馬に巻きこまれてしまい、彼女は頭と首
を強打して、昏睡状態で病院に緊急搬送されることになりました。
数日後に、医師が脳死と判定して、事故から10日後にカリーナは
死亡しました。
競馬場がレース場の穴の処置さえしておれば、起こるはずのない
落馬事故でした。
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