ウィスコンシン黒人銃撃事件
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2020年8月23日に、アメリカのウィスコンシン州
ケノーシャで、警官が黒人男性を背後から何度も銃撃
する事件がありました。
この事件で、市民の数百人による抗議デモが続いていて、
州知事は、治安を維持するために州兵を動員しました。
デモでは、一部が暴徒化して、建物の窓を割ったり、
火を放ったりしていました。
警官に撃たれたのは、29歳のジェイコブ・ブレイク氏
という黒人男性でした。
警官に銃撃されたブレイク氏は重体で、ミルウォーキー
の病院へ搬送されました。
報道によると、ブレイク氏の容体は現在は安定している
ということです。
事件の発端は、ブレイク氏がケノーシャの路上で車に
乗り込もうとしていたときに、警官から何回かにわたって
銃撃されました。
その後、すぐに民衆による抗議デモが起きたために、
当局は緊急の外出禁止令を出しました。
その後の、銃撃されたブレイク氏の容体については、彼の
家族の話しによると、彼は下半身がマヒしているということ
でした。
また、銃弾が彼の脊髄を切断したと言っています。
後でわかったことは、銃撃によって、ブレイク氏は実に
7発も弾丸を撃ち込まれたということです。
ブレーク氏の家族の弁護士によると、「再び歩くには奇跡が
必要である」と話しています。
さらに、事件をきっかけとしたデモは、東部ニューヨーク市や
首都ワシントンにも広がっています。
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