メキシコ“麻薬王”逮捕の一方で
広告
2022年7月16日、麻薬密売組織のメキシコの
元トップが逮捕されました。
逮捕されたのは、中南米で最大級の麻薬密売組織を
設立した一人であるラファエル・カロ・キンテロ
容疑者です。
ラファエルは、これまでに、アメリカの麻薬取締官の
殺害に関与するなどして、約28億円の懸賞金が
かかっていました。
逮捕のきっかけは、メキシコ北西部のシナロア州で
容疑者が木の茂みに隠れていたところを捜索犬が
見つけたということです。
この犬は、これまでに災害時において、人を追跡する
ための訓練を何度も受けていました。
1985年の過去において、カロ・キンテロ容疑者は
麻薬取締官を誘拐して殺害した罪で懲役40年が言い
渡されていました。
しかし、服役中の2013年に控訴審で判決が覆されて
釈放されることになりました。
メキシコ最高裁は、その後、釈放を一旦、覆したのですが
カロ・キンテロ容疑者は、どこかに逃亡してしまいました。
アメリカ政府は拘束の懸賞金について、日本円にして
約28億円もの高額をかけていました。
このようなときに、拘束作戦に関与していたメキシコ海軍
のヘリコプターが事故で墜落してしまい、メキシコ海兵隊の
隊員の14人が死亡し、1人がケガをしました。
Sponsered Link
「事件」カテゴリーの関連記事