テキサスで23人死亡銃乱射
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2019年8月3日、テキサス州エルパソのウォルマートで発生
した銃乱射事件で、23人が死亡、23人が負傷しました。
犠牲者の多くはヒスパニック系でした。
この事件は、アメリカ南部テキサス州のメキシコとの国境の
そばにあるエルパソのスーパーで起きました。
エルパソは人口の約8割をヒスパニック(スペイン語圏出身)
系が占めており、多くのメキシコ人が国境を越えて買い物に
来ることで知られていました。
犯人は、白人至上主義者のパトリック・クルシウス被告(21)
であり、犯行前にインターネット上で反移民的な声明を投稿
していました。
被告は、犯行声明で「ヒスパニック人の侵略」を阻止するため
犯行に及んだと主張していました。
ヒスパニック系を標的にした米史上最悪の事件の一つと言われて
います。
これに対して、現地の連邦地裁は2023年7月7日に、被告の男に
対し、ヘイトクライムなどの罪で連続90回の終身刑を言い渡
しました。
この事件は、アメリカ社会における銃規制の議論を再燃させ
ました。
また、ヒスパニック系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の
深刻さを浮き彫りにしました。
事件当時の経過は次のとおりでした。
●午後10時30分頃、クルシウス被告がエルパソのウォルマート
に車で到着。
●店内に入り、AK-47型突撃銃を乱射。
●23人が死亡、23人が負傷。
●警察官が駆けつけ、クルシウス被告を逮捕。
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