アエロフロート821便の墜落
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アエロフロート821便墜落事故とは、2008年9月にロシアで
起きた航空事故です。
アエロフロート821便は、首都モスクワのシェレメーチエボ
国際空港から沿ボルガ連邦管区ペルミ地方のペルミへ向かう
ロシア国内線として運航されていました。
821便の機体は、双発ジェット旅客機のボーイング737-500型
でした。
2008年9月14日の深夜に、821便はペルミ国際空港の滑走路に
向けて着陸進入中でした。
後に管制官が証言したことによると、821便の乗員は管制の
指示に正確従わず、旋回後に本来なら西に向かうべきところ
を東に針路をとりました。
しかし、これに対して、乗員は指示には肯定的であり、緊急
事態の報告はしませんでした。
ここで、821便は高度1,100メートル で通信が途絶えて、
レーダーから姿が消えてしまいました。
機体は、 炎上して墜落してロシアのペルミ市内に墜落しました。
残骸は4km四方に散らばっていき、乗員6名と乗客82名の全員
が死亡しました。
この事故の最終的な報告によると、821便は最後の旋回をした後に
オートパイロットとオートスロットルを両方切って高度600メートル
で着陸進入していたところで、左に360°横転して墜落したという
ことです。
この航空事故は、ロシアの航空会社がアメリカ製旅客機を使って
起こした初の死亡事故となりました。
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