ラムシュタイン航空ショー事故
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ラムシュタイン航空ショー墜落事故は、1988年8月28日に
西ドイツのラムシュタイン空軍基地において発生した
航空機事故です。
この空軍基地は、西ドイツのプファルツ州カイザース
ラウテルン郡のカイザースラウテルン近郊にあります。
航空ショーの最中に、イタリア空軍のアエルマッキ
MB-339PANの 3機が曲芸飛行中に空中衝突しました。
事故発生時には、地上には約30万人の観客がいて、
空中衝突した機体が観客席の中に墜落しました。
ここで、パイロット3人を含む観客席の70人が死亡
しました。
さらに、340人以上の観客が爆発や火災によって重傷
を負うことになり、他にも、多数の観客が軽傷を負う
大惨事となりました。
この事故は、2002年のウクライナでリヴィウ航空ショー
墜落事故に次いで、2番目の世界最悪の航空ショーで発生
した墜落事故でした。
事故当日には、MB-339が11機が現地入りしていて、
その中の10機がショーのラストに、フォーメーションを
組んで飛行していました。
10機の編隊で順調に飛行していたのですが、ここで、ハート
のフォーメーションを完成させた2グループの機体がすれ
違ったところに中央を通過した別の機体が衝突を起こしました。
ここで、衝突した機体はそのまま滑走路に墜落して、衝突の
衝撃により分解した胴体と航空燃料の火の玉が観客席を直撃する
ことになりました。
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