危険なクラゲ
クラゲは、英語では Jellyfish というのですが、
魚ではなくて、無脊椎動物です。
クラゲは成長の初期段階においては、ポリプと呼ばれ、
コロニーを形成します。
クラゲの体の95%は水分でできていて、骨や脳も心臓も
なくて、口と肛門が一緒になっています。
クラゲは無性生殖で増えることができために、繁殖のために
オスとメスの存在は不要です。
クラゲは、水温が高い10月くらいまでは、突然に大量発生
する場合があります。
クラゲは刺胞動物であり、毒針で獲物を刺して、麻痺させて
食べてしまうような動物なのです。
クラゲに何かが触れると、刺糸と呼ばれる針を弾丸よりも速い
高速で打ちだしてきます。
クラゲの獲物のほとんだは、小さな動物プランクであるが
中には小魚を捕えるものもいます。
人間の場合でも、クラゲに触れたりすると、長い触手から
毒針が発射されます。
だから、クラゲに対しては、ただ見ているだけで、触ったり
しない方が無難です。
クラゲの種類により、毒の強弱も異なっています。
カツオノエボシやハブクラゲ、ハナガサクラゲに刺されると、
激しい痛みを感じることになります。
ハブクラゲは、立方体の傘を持っていて、強い刺胞毒を持つ
触手が伸びています。
ハブクラゲは、非常に毒性が強く、実際の死亡例もある
ほどです。
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