マッコウクジラ対ダイオウイカ
ダイオウイカは、世界最大級のイカであり、体長が平均でも
10mほどある大きさです。
ときにして、20m以上もあるダイオオウイカが海岸の浜辺に
打ち出されたこともあります。
ダイオウイカは、わづかの光をもとらえることができるため
深海の暗闇でも生息できます。
マッコウクジラの体長は、17メートル前後であるが、中には
20メートル以上のものも確認されています。
マッコウクジラは、歯のあるハクジラの種類の中では最大の
大きさのクジラです。
日本では、小笠原諸島近海や知床半島近海で見ることができます。
マッコウクジラは、水深1000mまでの深海をを10分で潜る
ことができるため、深海で狩りをするのが得意です。
90分も息つぎをしなくても深海で潜っていることができます。
マッコウクジラは、歯を使って大量の魚と、1日に1トンもの
イカを食べています。
ダイオウイカは、深海にいるために、シャチやホウジロザメに
捕食されることはほとんどありません。
しかし、マッコウクジラは深海まで潜ることができるため、
15メートルものダイオウイカに出くわして、捕食する光景が
確認されています。
マッコウクジラのとっては、大きな体を維持していくために
小魚よりもダイオウイカのような大きなエサを捕る必要がある
のです。
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