ホホジロザメVSシャチのバトル
以前に、シャチが口にくわえて海面に運んできたホホジロザメから
血が広がっていくという驚くべき光景をドローンが撮影していま
した。
ホホジロザメは単独行動が一般的であり、一方のシャチは集団で
行動をしています。
ある研究論文では、シャチの集団がホホジロザメを南アフリカの
生息域から追い出したことを伝えて」います。
ホホジロザメは、体長が4mを越えて、中には8mの巨大なのも
います。
ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルになっていて、人間に
とっては非常に恐ろしい存在です。
また、ホホジロザメに関しては、水族館で飼育することはできません。
ところが、そんなホホジロザメはシャチを非常に恐れております。
シャチがホホジロザメの海域に近づいてくると、ホホジロザメの
長い期間とどまっていた狩り場も捨てて退散するほどです。
ファラロン諸島の南東でゾウアザラシを狩っている10匹以上の
ホホジロザメが22頭のシャチが狩り場付近に現れたのをきっかけに
以後は、ホホジロザメはその場から突然姿を消してしまいました。
ホホジロザメがいかにシャチを恐れているかがわかります。
シャチは、社会的活動を行う能力があり、コミュニケーションを
仲間同士で取りあって、グループで効率的な狩りを行っています。
シャチは、尻尾を水中で振ることで、サメをひっくり返して
マヒ状態にすることができるのです。
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