肝臓がん
肝臓がんに対して喫煙と過度の飲酒には注意
肝臓がんには、原発性肝がんと転移性肝がんがあります。
原発性肝がんは、肝臓そのものから発症したがんです。
転移性肝がんは、他の臓器のがんが肝臓に転移したがんです。
日本では、年間約3万人以上の人肝臓がんで亡くなっていて、
男性では、肝臓がんによる死亡率は、肺がん、胃がんに
次いで、第3位になっています。
肝臓は、腹部の右上にあり、体内では最大の臓器になります。
肝臓の主な機能は、
①食事により吸収した栄養分を取り込み、体に必要な成分に
変えることです。
②体内でつくられた有害物質や体外から摂り入れた有害物質を
解毒して、それを排出することです。
③脂肪の消化を助けるための胆汁もつくっています。
肝臓がんには、いろいろな種類がありますが、一般的に肝臓がん
といえば、「肝細胞がん」のことを指します。
肝細胞がんは、多くの場合は、肝臓内に発生し、それが肺や
副腎、脳、骨などに転移することがあります。
肝臓内で、炎症やがんの症状が発生していても、厄介なことは
初期には、自覚症状がほとんど無いことです。
定期的な検診や、肝臓がん以外のの病気の検査のときなどに、
偶然に肝細胞がんが発見されることもあります。
肝臓がんが進行してくると、腹部の圧迫感や痛み、しこりなどの
症状が出てくる場合があります。
肝臓がんに対する予防は、禁煙や過度の飲酒を避けることです。
また、バランスのよい食事を摂ることに心がけます。
たばこを吸う人は、肺がんになりやすいからと、禁煙を
勧められるのですが、肝臓ガンに対しても同様です。
酒が肝臓を悪化させるのは、よく言われていることですが、
これは、酒を飲みすぎると肝臓の働きが悪くなるからです。
ウイルス感染を早期の段階で知っておくことも大切な予防です。
そのため、医療機関や保健所で検査を受けておいた方が
よいでしょう。
この症状が出たら肝臓がんに注意
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