血液のがん
血液のがんには多くのタイプがある
血球になる細胞が分かれて成熟していく過程において
がん化するのが血液のがんです。
細胞がどこで分かれて異常になるかによって、血液のがん
も異なってきます。
これは、正常ではない細胞がどんどん生み出されていく
病気です。
血液のがんには、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫
があります。
白血病は、骨髄の中において異常な白血病細胞がどんどん
作られていき、正常な血液細胞がこれ以上作られなくなって
しまうような病気です。
多発性骨髄腫は、白血球の一種である形質細胞が、がんに
変わっていくことで起こる病気であり、血液がんの中では
10%を占めているものです。
血液のがんの中でも、悪性リンパ腫は、主としてリンパ節の
中でリンパ球ががん化していく病気です。
この、悪性リンパ腫は、30類以上のタイプに分類されて
います。
この悪性リンパ腫は、全身のいずれの場所にも病気が発生す
る可能性があります。
症状としては、首やわきの下とか、足の付け根などの特に
リンパ節の多いところに現れてきます。
通常は、痛みのないしこりとして現れてくるために、容易には
気づきにくいのが普通です。
症状が進行するにしたがって、発熱、体重の減少、極度の寝汗
が起きてきます。
悪性リンパ腫は、生検を行ってリンパ節から採取した組織を
調べて、発見することができます。
この時点で、どのタイプの悪性リンパ腫かも診察できます。
さらに詳細に病気を分類するために、MRI検査、CT検査、
PET検査のような画像検査や、骨髄検査などを行います。
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