親知らず
4本の親知らずはできればすべて抜歯した方がよい
親知らずとは、大人の奥歯である大臼歯の中で最も後ろに位置
している歯です。
大人の歯である永久歯は、通常は15歳前後で生え揃ってきますが
親知らずは、永久歯の中で最後に発育してきます。
親知らずの生えてくる時期は、10代後半から20代前半であり、
親知らずの名前の由来は、親に知られることなく生えてくる歯で
あることから来ているそうです。
親知らずはには、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本
が存在しています。
親知らずは、他の歯に比べて、歯肉の炎症を起こしやすく、不潔に
なりやすい状態になっています。
歯ブラシも歯の中では最も届きにくく、そのため虫歯になりやすく
なっています。
親知らずが正常な形ではえている場合は、抜歯もほかの歯と同様に
難しくはありません。
しかし、親知らずが骨の中に埋まっていたりすると、、骨や歯を
削ったりするため、注意しながら抜歯する必要があります。
一般的な見解からみた場合には、親知らずは早めに虫歯の状態を
きっかけにして抜歯しておいた方が、歯を磨く面倒を解消できます。
親知らずは、体の中では、機能的には不要であると言えます。
虫歯になったときに、もしも治療後に親知らずをそのままにして
おくと、その後の手入れも困難になります。
治療器具も届きにくく、歯を磨くときも奥にあるために楽では
ありません。
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