左胸の痛み
左胸の痛みは胃の臓器に関連する場合もある
仰向けに寝ると左胸にズキンとするような痛みを
感じた場合、肋骨にヒビが入っているのか、あるいは、
心臓に以上があるのかわからない場合があります。
この場合、肺のX線、CT検査、や心臓のCT検査
を受けても特に異常はありませんでした。
痛みは平常の姿勢では全く感じなくて、仰向けの
状態で寝ると、まだ睡眠状態に入らない状態で、
しばらくたつと左胸が痛み出してきます。
仰向けの状態から、寝返ってうつ伏せの状態にすると
痛みはなくなります。
そして、しばらくうつ伏せの状態にした後に、また
仰向けの状態に戻します。
こうすれば、左胸の痛みは感じません。このまま
熟睡してしまえば問題ないのですが、しばらく
目を覚ました状態が続くと、また左胸の痛みが再発
してきます。
この原因として、肋間神経痛によるものがあります。
肋間神経痛の場合は、肋骨(ろっこつ)の下に沿って
走るっている神経の痛みにより、胸の左右のどちらかに
ズキンとしたような痛みを感じます。
体位を変化させたときに痛みが強くなります。
これは、外傷や炎症などが原因で起こります。
この症状を検査で診断することは難しいために
他の病気ではないと判定されたときに、この症状の
診断をすることになります。
左胸の痛みのもう1つの原因としては、心臓や肺以外の
臓器からくる場合があります。
例えば、胆石発作、胃潰瘍や逆流性食道炎などの腹部
の臓器に関連する病気でも胸や背中に痛みを感じることも
あるのです。
この場合の痛みは、食事とのかかわりもあるために、
胃カメラなどの検査も有効になります。
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