肺炎の予防
肺炎の予防として運動などで免疫力をつける
肺炎の死亡者数では、全体の96%以上が65歳以上の高齢者が
占めています。
新型コロナウイルス感染症でも肺炎を引き起こすため注意が必要
です。
肺炎は、高齢者だけでなく、15歳未満の小児も肺炎にかかること
が多くあります。
肺炎になると、咳や黄色や緑色などの色のついたタンが出たりして、
息苦しさ、発熱、食欲低下、胸の痛みなどは肺炎の典型的な症状に
なります。
高齢者にとって、やっかいなことは、症状がはっきりと現われない
ことがあり、脳神経内科や整形外科で診てもらって初めて肺炎だった
とわかることもあります。
肺炎にかかったかどうかは、次の点をチェックしてみます。
●食欲が不振 ●寝てばかりいる ●立ち上がれず、よく転ぶ
肺炎の予防で大切なことは、肺炎の原因となる細菌やウイルスが、
身体に入り込まないようにすることです。
感染予防としては、マスクをかけたり、うがいをしっかりします。
また、予防接種も受けた方がよいでしょう。
さらに、歯みがきで口膣内を清潔にすることも大切です。
一度使ったマスクは汚れているため、毎回、あたらしいものに
交換する必要があります。
肺炎にかからない抵抗力や免疫力をつけるためにも、適度の運動や
十分な睡眠と休養が必要になります。
高齢になると、咳を十分にしたり、飲み込む力が弱くなり、誤って
唾液や食物が気管に入ってしまうことがありますが、これを誤嚥と
呼んでいます。
誤嚥のときに、口の中の細菌なども一緒に気管に入ってしまい、
それが誤嚥性肺炎を引き起こします。
だからこそ、歯磨きなどをおろそかにせずに、口腔内を清潔に
しておく必要があるのです。
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