肺疾患
肺疾患の最大の要因は喫煙によるもの
肺疾患というと通常は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のことです。
これは、タバコ煙から発する有害物質を長きにわたり渡り吸入する
ことで肺が炎症を起こしてくる病気です。
喫煙習慣を背景にして、中高年に発症する生活習慣病とも言えます。
肺疾患の症状としては、徐々に進行してきて、息切れを起こしたり
慢性の咳やタンが出てくるのが特徴です。
40歳以上の人口の9%ほどの500万人以上の人の患者が存在する
と言われています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)による死亡者は、2015年の時点で
300万人以上になります。
この肺疾患は、日常普通にみられる病気ではあるが、かなり危険で
怖い病気でもあります。
喫煙は、肺疾患(COPD)を起こす最大の原因であり、、喫煙者の
20%が肺疾患に発症しています。
タバコの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症が生じてきて、
せきやたんが出たりします。
また、気管支が細くなることによって空気の流れが低下してきます。
さらに、気管支の奥にある小さな袋である肺胞が破壊されることで
肺気腫という状態になると、酸素の吸入や二酸化炭素を排出する
機能が低下してきます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかったかどうかは、医療機関で
問診、呼吸機能検査、画像検査で肺の検査して診断します。
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