シャチとミンククジラとザトウクジラ
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2017年7月に、ロシアのカムチャツカ半島沖において
ボートで海に出た観光客は偶然にも、シャチの群れが
1頭のミンククジラを襲う場面を目撃しました。
めったに見られないこの出来事に加えて、シャチが狩りの後に
音を発して、この音声を水中マイクで録音できたことです。
さらに、乗船していた科学者たちは、ドローンも飛ばして
撮影しています。
シャチが音を発するのは、出した音の反響を感じ取ることで
周囲の状況を知るためです。
ここでは、なんと2時間もの間、鳴き続けていたのです。
撮影されたシャチの集団は、おそらく2つの家族から成っていた
ようであり、大人と子供が一緒にに含まれていました。
シャチは、かなり長時間にわたってミンククジラを追いかけて
いました。
シャチの攻撃に対して、途中からクジラはほとんど抵抗を
やめていました。
クジラは疲労した状態でも、依然と噴気孔からは水を噴き上げて
いました。
シャチは、ミンククジラの体の中では、舌が最も好きなようです。
シャチは、ミンククジラの体のほとんどを食べ尽くし、後には
背びれだけが残っていたそうです。
シャチは、かなり頻繁にミンククジラを捕食するのですが
他にも、ザトウクジラもシャチの餌食になっています。
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