オキアミ
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オキアミの外観はエビに似ているが、実際はエビの一種
ではありません。
オキアミは、プランクトンの一種になります。
オキアミは世界中の海で、11属85種がこれまでにおいて
確認されています。
近年でもさらに新種の発見が続いているので、正確な生態数
は把握されていません。
体長は最大で6cmほどであり、重さは2グラムに成長します。
シロナガスクジラなどのヒゲクジラは、オキアミの大群を
常食としています。
重要なタンパク源を含んでいるために、多くの海洋生物のエサ
として食べられています。
現在、海洋で生息しているオキアミの量は2億トンにもなる
と言われていて、毎日、このオキアミを大量に捕獲しても
資源が尽きるようなことはありません。
オキアミは、海水面から数千メートルの深海に至るまで、
広範囲に生息しています。
海中でふ化したオキアミの幼生は、ノープリウスという名前の
プランクトンです。
オキアミの幼生が熟してくると、カラを身にまとうように
なります。
オキアミの幼生は海の表面近くで生活をしていて、成人になる
につれて、次第に深いところへと向かっていきます。
オキアミ自身のエサは、オキアミより小さな動物性または植物性
のプランクトンを食べて生きています。
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