マングース
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マングースは雑食性の動物
マングースは、ジャコウネコ科の哺乳類の総称です。
現在においては、37種類が確認されています。
マングースは、アラビアやインド,アフリカ,
マダガスカルなどに生息しています。
沖縄に生息しているマングースは、明治末に、
ハブ退治のために移入されてきたものです。
マングースの食べ物は、昆虫やネズミ,ヘビ,トカゲ、
ウサギ,鳥,などの小動物や、さらに、果実も食べます。
動作が素早いために、コブラやハブなどの猛毒のヘビも
よく捕食したりします。
マングースの大きさは、種類によって、24cmから48cm
まで、幅広く存在します。
沖縄に海外から持ち込まれたマングースは、ネズミやハブ
などの毒蛇を駆除するのが目的でした。
ところが、マングースがサトウキビに大きな被害をもたらし、
農作業を行う島民の命すらも脅かすような深刻な問題にも
なっています。
沖縄へは、当初は、20匹ほどのマングースが持ち込まれた
のですが、今や、その数は3万匹にも達すると言われて
います。
ハブ駆除のために移入されたはずのマングースだったのですが、
実際のところ、マングースは、昼間だけ行動する動物であり、
一方のハブは、夜しか行動しない夜行性の動物なのです。
だから、マングースとハブが遭遇するチャンスは極めて
低かったことになります。
ところが、マングースは雑食性の動物であるために、何も
無理して、ハブなどをリスクを犯してまでも捕食する必要は
なかったのです。
そのため、地上を無防備に歩く、飛べない鳥である
ヤンバルクイナやウサギなどが捕食になったのです。
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