コアラの生態
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コアラはデリケートでストレスに弱い
コアラは、オーストラリアの中で、西オーストラリア州と
タスマニア州を除く広い範囲で生息しています。
主に川の沿岸や海岸地帯に近いところの熱帯雨林や
温帯のユーカリ林に生息しています。
コアラは一般的には、群れを作るようなことはなく
単独で生活しています。
コアラのしっぽは、小さくて外部からは見えません。
体毛は見かけによらず、厚くてふさふさ状態になって
います。
手足には5本の指を持っていて、鋭い爪がついます。
これらの指で、木の枝などをしっかりとつかむことが
できます。
コアラは、筋肉質であり、脂肪は少ないために
木の上をを素早く移動することができます。
このため、コアラは、樹上での生活には適している
と言えます。
コアラの寿命は、15年前後と言われていて、
メスの方がオスよりも長生きするようです。
コアラは単独生活で、縄張り意識も強いため
1匹だけでも200mほどの四方に縄張りを
持っています。
一見おとなしそうなコアラですが、もしも自分の縄張りに
他のコアラが侵入してきたら、歯をむき出しにして
噛みついたり、蹴ったりして追い払おうとします。
繁殖期になると、メスを奪い合うためにオス同士で
激しい争いをするのですが、オスとメスの間でも
喧嘩をします。
よく人間がコアラを抱いたりしているのを見かける
のですが、コアラにとっては抱かれることがストレスを
感じるようです。
このため、意外なことに、オーストラリアでは、
コアラを抱っこすることを禁止するような条例を出す
州が増えてきています。
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