スナネコ
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スナネコは日本では聞き慣れないネコ
スナネコは、日本では聞き慣れないネコですが、地域的には
絶滅したところもあります。
アルジェリア、アラブ首長国連邦、エジプト、サウジアラビア、
オマーン、クゥエートなど主に中東で生息しています。
スナネコの体長は、オスが45cm前後、メスが40cm前後
の大きさです。
主に、砂丘、岩砂漠、砂砂漠などの砂のあるところに
住んでいます。
ネコ科ではあるが、主に夜行性であり、昼間は穴に隠れたり
しています。
日中は岩陰に潜んでいて、夜になると活動を開始するのが
一般的です。
隠れ場所は、自分で巣穴を掘ったりもするのですが、キツネや
ヤマアラシなどの古巣を利用することもあります。
食べ物は、ネズミ、鳥類、ウサギの幼獣を食べたりします。
他には、ヘビのような爬虫類や昆虫なども食べます。
スナネコの天敵には、ジャッカル、オオカミ、イヌワシの他に
大型の鳥類やヘビもいます。
スナネコの繁殖では、1回の出産で2~8頭の幼獣を
産みます。
スナネコは、全くの野生のネコなので、生息するところは、
人間の住んでいないような環境です。
しかし、獲物が減少してくると、人家にも立ち寄ってくる
こともあります。
日本の動物園では、神戸市と栃木県那須町の2ケ所で飼育
されています。
世界でも最小級のスナネコの赤ちゃんが、栃木県の
那須どうぶつ王国で誕生しています。
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