カモノハシ
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カモノハシは特徴的なくちばしで生体電流を感知する
カモノハシは、オーストラリアの亜熱帯雨林、熱帯雨林、ユーカリ
のような硬葉樹林、また、高山地帯の淡水の河川や湖沼に生息して
います。
カモノハシは、英語では “platypus”(プラティパス)と呼び、これは
ギリシア語の「平たい」を意味する言葉です。
口のあたりがカモのような特徴的な形をしているために、日本語では
カモノハシと呼んでいます。
カモノハシの全長は、オスで最大630mm、メスで最大550mm
ほどの大きさです。
カモノハシは、群れを作るようなことはなく、単独で生活して、夕方や
早朝のように薄暗い状態で活動が最も活発になります。
水中に潜水した状態では、目を閉じて泳いで、くちばしで生体電流を
感知することによりエサとなる獲物を探し出しています。
カモノハシは、肉食性であり、甲殻類、貝類、昆虫類、ミミズ、魚類、
カエルやイモリなどの両生類を捕食しています。
水辺に穴を掘って巣をつくり、水辺の植物などで身を隠して、獲物を
狙ったり、外敵から身を守ります。
繁殖する場合は、哺乳類ではかなり珍しく、卵生で子供を産みます。
卵はメスが温めて、約10日で孵化し、子供がある程度大きくなるまで
離乳して、子供は4ケ月で独立して単独行動をします。
カモノハシ寿命は、最大で21年と言われています。
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